- バイトで一人暮らしを考えている
- 一生バイトで生活したい
- バイトで生活したいけど、将来のことが不安
こんにちは、サイト管理人のマサキです。
私は今ちょうど29歳ですが、24歳の時に正社員の仕事を辞め、そこからはバイトだけで生活してきました。
6年間のフリーター生活では、単発バイト、回転寿司、カフェ、ファミレス、警備員など様々なバイトを経験しましたが、1度もお金に困ったことはなく、貯金は300万円くらいあります。
このページでは、バイトで一人暮らしを考えている人に向けて、
- 必要なお金
- 働く時間
- 正社員との違い
- 将来について
など、現在の私が思っていることを紹介したいと思います。
ぜひ、バイトで生活するか考えるための参考にしてみてください。
このページでお話すること
バイトだけで生活は余裕でできる
1ヶ月の生活費は10万円〜15万円
私は現在、東京都八王子市にある1Kの部屋で生活しており、1ヶ月の生活費は少ないと10万円、多くて15万円ほどです。
フリーターの多くは、家賃5万円前後のワンルームまたは1Kの部屋に住むので、ごくごく一般的な生活スタイルだと思います。
生活費の内訳は、
- 家賃:53,000円
- 電気・水道・ガス代:8,000円
- 食費:30,000円
- ネット・スマホ代:10,000円
- その他(交遊費・服・書籍代など):10,000円
といった感じで、合計金額は10〜13万円くらいです。
たまに、友人と飲みが多くなったり、泊まりの旅行に行った時などにもう少しかかり15万円ほどになります。
10万円〜15万円稼ぐために、バイトする時間は?
月に10万円でよければ、週に3〜4日働き、休日は3〜4日あります。
月に15万円稼ぎたければ、週に5〜6日働き、休日は1〜2日です。
計算の内訳
計算は時給1000円で行いました。(東京の最低賃金は958円)
10万円〜15万円を1000円で割ると100〜150なので、単純計算で1ヶ月に100〜150時間バイトすることになります。
フリーターならバイトで1日に働く時間は短くて6時間、普通は8時間くらいなので、1日6時間だとしたら16〜25日(週4〜6)、1日8時間だと13〜19日(週3〜週5)働くという計算です。
東京ならもう少し稼ぐのが簡単
ただ、東京なら1000円以上のバイトも多いですし、夜22時以降は深夜割増がついて時給1,250円(25%UPと法律で決まっている)になります。
ちなみに僕は週3〜4日の勤務で、月に17〜18万円くらい稼いでいます。
→ バイトの給料事情を徹底解説!よくあるトラブルと対処方法も!
どんなバイトがいい?
やろうと思えば、どんなバイトでも生活できます。
単発バイト、カフェ、コンビニ、居酒屋、リゾートバイト、どれでもOKです。
なので、自分がどんな生活を送りたいのか?何を重視するかでバイトを選べばいいでしょう。
たとえば、同じ職場でずっと働くのが嫌だったり、自分の都合のいい日だけ働きたいなら単発バイトだけで生活するのがいいと思います。
住む場所にこだわりがなく、お金を貯めたいなら、温泉や観光地の旅館に住み込みで働くリゾートバイトもありです。
カフェやコンビニといった普通のバイトなら、学生に比べて長時間・たくさんの日数で入れるフリーターは歓迎されます。
バイトだけで一生生活ことは可能なのか?
では続いて、バイトだけで一生生活していくことが可能か考えていきましょう。
結論から言うと、十分可能です。
私はいくつかのバイトで、実際にそう言う人を見てきました。
50代・60代でもバイトで生活している人はいる
「バイトといえば、若い人がするもの」そうイメージしている人が多いかもしれませんが、実際には人目につかないところで50代・60代のアルバイターも働いています。
などのバイトをやると、よくわかると思います。
年金も貰っているけど、足りないから働いている人も多いです。
今後は、バイトだけで生活していく人が増えていく
多くの人はボーナスがあったり安定している、厚生年金に入れるという理由で、正社員になることを選びます。
しかし、正社員のメリットが大きかったのは昔の話です。
既に終身雇用は期待できませんし、ボーナスがない会社も増えてきています。
年金は存続するかも微妙ですし、残ったところで支払う金額より受け取る金額が多くなることはありません。
さらに、政府は副業や兼業を推進しており、今後は正社員でも副業やダブルワークが一般的になっていきます。
もう正社員で働くメリットは多くなく、若い人ほど敢えてアルバイト生活を選ぶ人は増えてくるでしょう。
30代・40代までバイトを続けてきて、後悔している人とは
インターネットを見ていると、中にはフリーター生活を30代や40代まで続けてきて後悔している人がいます。
一方で、50代・60代でも特に不満なくバイトしている人もいます。
この差は一体なんなのか?
僕の感覚では、後悔している人は将来のことを何も考えずにバイトを始めて、そのままズルズル働き続けてしまった人です。
自分の意思でバイトで生活すると決心していないから後悔している、流されてしまい決める機会を失ってしまった後悔が大きいように思えます。
一方で、自分の意思でバイトを選び生活している人は、客観的には同じ状況でも日々の生活に満足しています。
この記事を読んでいるようなバイトで生活して本当に大丈夫?と、将来の心配をしている人は、恐らく心配いりません。
今まさに、自分の将来を決める機会を手にしているのですから。
- 一時的にバイトで一人暮らしする
- 一生バイトで生活する
- バイトで生活するのは辞めて正社員になる
どの道を選んだとしても、あなたは後悔することはないでしょう。
バイトで生活するデメリットをあげるなら
ここまで僕は、比較的バイトで生活することを肯定的に紹介してきました。
しかし、悪い点がないと言うわけではありません。
バイトで生活するデメリットについても説明したいと思います。
- 親が心配する
- 住宅ローンを組むのは難しい
- 子供を育てると経済的な余裕がなくなる
親が心配する
アルバイトで生活すると言うと、多くの親は正社員がいいと言って反対するでしょう。
人々の考え方や価値観は、過去の経験により形作られています。
歳をとればとるほど、それは強固になっていきます。
今後はアルバイトで生活する人が増えると言っても、親の世代は正社員が当たり前だった価値観から抜け出すのに時間がかかります。
今はまだ、親世代にアルバイトを選ぶことを理解してもらうのは難しいかもしれません。
子供を育てると経済的な余裕がなくなる
バイトであっても結婚している人はたくさんいますし、子供を育てている人もいます。
ただし、奥さんもバイトだと遊んだりする経済的な余裕はなくなります。
遊んだり、自分の目指すものにお金が必要なら、子供を作ると大変かもしれません。
シングルマザーがたくさんいるくらいですから、子育て自体は十分可能です。
住宅ローンを組むのは難しい
アルバイトは社会的な信用がないと言いますが、賃貸アパートを借りたり、クレジットカードを作るくらいなら余裕でできます。
しかし、家を購入するために住宅ローンを組むことはできません。
もっとも、住宅ローンが組めたところで、アルバイトの収入で返済を行なうのは大変かと思いますが。
最後に
バイトで生活するのは余裕ですし、ストレスやプレッシャーでボロボロになりながら正社員で働くよりは、時間的にも精神的にも余裕を持てるバイトという働き方を選ぶ人も増えていくでしょう。
少子化で経済的な発展が見込めない日本では、物やお金よりも、精神的な豊かさや余裕を重視する方が現実的です。
ただ、今はまだ正社員の方が安心だと考える人が多いので、
- 親に心配をかけたくない方
- 世間体を重視する方
は、バイトで生活は辞めておいた方がいいかもしれません。
一方、
- 夢ややりたいことがある
- 自分の時間を大切にしたい
- 世間体を気にしない
こうした方は、ぜひ一度フリーターになってバイト生活を満喫してみてください。
長い人生、20代であればバイトで過ごしても何の問題もありませんし、気が変わったら正社員になることもできます。
自分で考えて行動すれば、失敗しても後悔することはありません。
また、たとえ失敗しても、その経験は無駄にはなりません。
流されるがまま、成功することも失敗することもない人生を送るくらいなら、自分の価値観を信じて行動してみてはどうでしょうか?