バイトに行くのが不安な男性

「バイト初日はどんなことをするのか?」

アルバイトの採用、おめでとうございます。

とりあえず一安心な一方で、ちゃんと仕事が覚えられるか?職場に馴染めるか?新たに不安な気持ちも湧いてくるでしょう。

そこで、このページでは初日にどんなことをするのか?何を準備して行けばいいのか?時系列で紹介して行きたいと思います。

1.お店に行って初日だと伝える

まずは、シフト開始時刻の15〜20分前にお店に行きお店のスタッフさんに声をかけます。

「すみません、今日からアルバイトとして働く〇〇という者です。××時からシフトを入れてもらっているのですが、どちらに行けばいいでしょうか?」

そうすればお店のスタッフの方が、従業員の控え室に案内してくれるか、店長やベテランの店員さんに取り次いでくれます。

2.お店のルールやシステムについて説明を受ける

従業員控え室に着いたら、店長やベテランの店員さんから基本的なお店のルールやシフトに関する説明を受けます。

  • お店での基本的なあいさつ
  • シフト希望の書き方
  • 休憩室を使う時のルールや、トイレの場所
  • 従業員用の駐輪場の場所

一通りの説明を受けたら、次に契約書の記入を行います。

3.契約書の説明を受けて捺印する

契約書には、残業代の計算など雇用条件とトラブルがあった際の責任の割り振り、禁止事項などが書いてあります。

一通り読んでから捺印します。

また、別に従業員の連絡先を管理する書類を渡されるので、項目を埋めていきます。

会社によって様式は違いますが、だいたい次のような内容を書きます。

  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号
  • 連絡先メールアドレス
  • 緊急連絡先(親の住所・氏名・電話番号)

以上が書けたら、制服(ユニフォーム)のサイズ合わせと他のスタッフさんに自己紹介です。

4.制服(ユニフォーム)のサイズ合わせ

仕事中に着るユニフォームをもらって着替えます。

ユニフォームは持ち帰って自分で洗うケースと、お店でクリーニングしてくれるケースの2種類があるので、どちらのパターンなのか確認しておくといいでしょう。

ユニフォームを着たら、とりあえず他のスタッフさんがいる場所に移動して簡単な自己紹介を行います。

「今日からアルバイトとして働かせていただく〇〇と申します。初めてのアルバイトでとても緊張しています。早く仕事を覚えられるよう頑張りますので、よろしくお願いします。」

こんな感じでいいでしょう。

自己紹介を行う前に、軽く店長さんが紹介してくれると思うので、それほど緊張しなくても大丈夫です。

5.研修DVDを見る(大手のチェーン店のみ)

自己紹介が終わったらいよいよ実務に入りますが、大手のチェーン店では最初に研修用DVDを見ることがあります。

スタッフとしての心構えが語られたり、お客様をお出迎えするときの文言や注意点の紹介ビデオです。

短いもので15分、長くとも1時間程度です。

全部見るのも時間が勿体無いので、所々早送りしながら必要なところだけ見せる人もいます。

6.一番簡単なポジションを店長かバイトの先輩に教えてもらう

ここまで終わって、ようやく実際の業務につきます。

どの職場でも最初に新人が入るポジションは決まっているので、そのやり方を店長や先輩スタッフから教わります。

いきなりお客様の前に出ることは少なく、販売店なら商品を並べる品出し、飲食店なら食器やグラスを洗う洗い場かお客様が帰った後のテーブルを片付けるバッシングなどが多いです。

以上でバイトの初日は終了です。

だいたい全部で3時間ほどでしょうか。

初日はお互いにどんな人なのか?職場なのかを掴む様子見と、後は環境に慣れてもらうことが目的なのでそこまでガッツリ働くことは少ないです。

本格的に働くのは2日目からなので、初日に教えてもらった仕事はしっかり頭の中で振り返っておきましょう。

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