「バイト禁止の高校で、働く方法はある?」
高校生にもなると、家庭の事情や友達との付き合いで出費が増えてきます。
しかし、小遣いには限りがあり、バイトをしないとお金が足りなくなるのは自然なことです。
とはいえ、高校がバイト禁止だと、
- どんな理由なら許可がもらえるのか?
- 学校にバレずに働く方法はあるのか?
- そもそも許可なしで雇ってもらえるのか?
- バレたらどんな処分が待っているのか?
など、心配事がたくさん出てきます。
そこで、このページではバイト禁止の高校に通う学生に向けて、バイトの許可をとるための理由から、学校に隠れてバイトをするためのノウハウ、学校にバレたらどうなるのかなど、現役高校生から聞いたリアルな現実を紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてください。
このページでお話すること
学校に内緒でバイトしている高校生は意外と多い
実は、バイト禁止の高校でも少なくない数の学生が隠れてバイトをしています。
学校にバレるといけないので、みんな自分からは言わないだけです。
停学になったり、何度も繰り返すと退学になる可能性もありますからね。
学校に黙ってバイトをするのは、それなりにリスクのある行為です。
まずは正当に、高校にバイトの許可をお願いすることから考えていきます。
高校からバイトの許可が下りるかは、学校次第
校則でバイトが禁止とは言っても、禁止の度合いは高校によって様々です。
- 届け出を出せば、許可してもらえる高校
- 親から話せば許可が出る高校
- 授業料が払えない等、どうしようもない理由以外は許可されない高校
バイトをしたい理由は、自分の高校がどのくらい厳しく禁止しているかで決めるといいでしょう。
届け出を出すだけで許可してもらえる高校なら、「社会経験を積んでおきたい」という理由が最も無難です。
親から話せば許可が出る高校も同様です。
一方、どうしようもない理由以外で許可されない高校は、親から「家計が苦しい」など説明してもらわないと厳しいです。
自分の高校がどの程度、厳しく禁止しているか分からなければ、基本的に許可は降りないという想定で動くといいでしょう。
また、学校の許可を得るためには、親の同意は必須です。
親にも内緒でバイトをしたいのであれば許可を取ることは諦め、無断でバイトする方向で考えていきましょう。
許可が出ない場合は、無断でバイトをする
学校に無断でバイトへ応募する際には、お店になんて説明するかが重要です。
高校へ電車で通っている場合はまだしも、家の近所でバイトする場合、お店の採用担当者はあなたの高校がバイト可能か禁止かわかっています。
面接で高校はバイト禁止じゃないか確認しますし、お店に応募してくる高校生の数からもなんとなく想像がつくからです。
ここでどうするかの選択肢は、次の4つがあります。
- 内緒で働きたいと伝える
- 許可を取っていることにする
- 本当はバイト禁止だけど、バイト可能と嘘をつく
- 高校名を偽って応募する
おすすめなのは①で、正直に高校に内緒で応募したと話すことです。
理由は、落とされる可能性も高いですが、採用された後は最もトラブルが起こりにくいからです。
お店にとって、学校の許可なく働く学生は「学校にバレて突然来れなくなる」ことがあるので積極的に採用したい対象ではありません。
しかし、人手不足のお店などは少しでもバイトに来て欲しいので、学校にバレないよう協力してくれることもあります。
具体的には、裏方のキッチンなど人目につかないポジションで働かせてくれたり、学校の許可証を求めなかったり安全にバイトできます。
一方、②〜④は採用はされやすいものの、後々トラブルに巻き込まれる可能性が高いです。
「②許可を取っていることにする」だと契約の際に高校の許可証を提出するよう言われて、嘘がバレます。
「③本当はバイト禁止だけど、バイト可能と嘘をつく」は、学校に確認の連絡を入れられてバレる恐れがあります。
「④ 高校名を偽って応募する」は、実際にその高校へ通っている同じ学年の生徒がすでに働いていたり、応募してくることで嘘がバレます。
接客のように人目につくポジションへ回されて、高校の先生に見つかる可能性も高くなりますし、働いている間ずっと嘘がバレないか不安を抱えることになります。
バレたらどうなる?
「学校の先生がバイト先に来るなどしてバレた場合はどうなるのか?」
処分の内容は高校によって異なりますが、どこでもアルバイトは辞めるように言われます。
バイト先がバレれば、先生がチェックすることも可能なので続けるのは難しいでしょう。
そのほかの処分ですが、軽いところなら口頭で注意を受けるだけ、もっとも多いのが数日間の停学です。
また、厳しい高校や、注意された後に再びバイトを見つかった場合は、退学もありえます。
どんなバイトならバレにくい?
それでは、どんなバイトを選べば高校にバレにくいのか?
定番のバイトは以下です。
- スーパーで早朝の品出し・荷受けバイト
- 早朝の新聞配達
- 飲食店のキッチンバイト
基本的にはお客様の前に出ることのないバイトを選びましょう。
コンビニやスーパーのレジ、飲食店のホールのような接客バイトは、たとえ学校から遠くても先生が車でフラッと立ち寄ることがあります。
また、夏休み・冬休みといった長期休暇の間だけ、単発や登録制の派遣バイトで働く方法もあります。
期間限定かつ自分で仕事を選んで応募するので、工場でのライン作業や、イベントの設営補助などを選べばバレる恐れは小さいです。
バイト以外で稼ぐ方法は?
他には、バイトが禁止ならアルバイト以外の方法で稼ごうと考える人もいます。
たとえば、
- 自宅でできる内職
- お小遣いサイトやアンケートモニター
- メルカリなどフリマアプリでの転売
- LINEスタンプの作成・販売
- Androidアプリの開発
といった方法です。
これらはアルバイトとは違うので、バレても校則違反ではありません。
そもそも自宅やスマホでの作業なので、自分から言わない限りバレることもないでしょう。
しかし、実際にはこれらで稼いでいる高校生は少ないです。
なぜなら、稼げる金額が少ない or 稼ぐためのハードルが高いという問題があるからです。
自宅でできる内職や、お小遣いサイト・ポイントサイトは頑張れば月に5000円程度なら稼げます。
しかし、それ以上稼ぐのはなかなか難しい上に、お小遣いサイトや内職に費やす時間でバイトすれば2〜3万円は稼げます。
メルカリ等での転売は、元の商品を購入するお金が必要ですし、売れなかったら要らない商品が手元に残ってしまいます。
LINEスタンプの販売やAndroidアプリの開発は、当たれば大儲けできますが、99%の人は月に数百円も稼げません。
なんだかんだで、バイトは一番確実にそれなりの金額を稼げる手段なのです。
最後に
高校がバイト禁止でも、実際のところ隠れてバイトしている高校生はたくさんいます。
接客ではないバイトを選べば、かなりの確率で高校にバレずに働けますし、またバレたとしても先生によって見過ごしてくれたりもします。
バイトが初めてなら、見つけるまでの過程も、働き始めてからも様々な苦労があると思いますが、いろいろ試行錯誤するのも勉強なので頑張ってください。