
「有隣堂のアルバイトはどうなのか?」
このページでは有隣堂でのバイトを考えている方に向けて、実際に働いた方のインタビューを紹介します。
仕事内容はもちろん、以下のような現場にいる人しか知らない生の情報をお届けします。
- 仕事のメリット・デメリット
- 仕事はきつい?楽?
- 職場の雰囲気
- 面接の様子(服装・質問など)
- 採用された志望動機
- 髪色・ピアス等の制限
- 掛け持ちはできるのか?
是非、バイト選びの参考にしてみてください。
このページでお話すること
職種と仕事内容は?
販売スタッフをしていました。
仕事内容は、交代でレジに入って会計業務をすることと、文庫本の棚の管理(仕入れ、売上責任、返品)がメイン業務でした。
時間が余っているときには、他のアルバイトと一緒に取次店への返品作業をしました。
また、朝出勤したときには新刊雑誌の品出しも行いました。
仕事はきつい?大変?

書店で忙しい時間帯は、開店前の早朝業務です。
深夜の時間帯に、取次店が30箱程度のダンボールを搬入してきますので、そのダンボールを店内に運び込み、新刊雑誌を開店までに棚に出さなければなりません。
雑誌を棚に出す作業を完了するのは、いつも開店時刻ギリギリで、これが大変でした。
また、書店販売スタッフの仕事は重労働です。
大量の雑誌や本を運びますから、注意しないと腰を痛めます。
実際、正社員の方には腰痛を患ってる方が複数いらっしゃいました。
仕事の良いところ、おいしいところは?

アルバイトにも社員割引が適用されましたので、10%引きで本を購入することができました。
私は本を読むのが好きでしたので、ありがたかったです。
また、この仕事の良いところは少数しか入荷しない新刊本について、自分が気に入った場合には、店頭に出さずに自分の購入予定本として取り置きができた点です。
これは書店員の特権でした。
職場の雰囲気はどう?
書店員は正社員でもアルバイトでも、本を読むのが好きな人が従事していますので、他の業種と比べれば社員とアルバイトの間に垣根はなかったです。
とても気兼ねのいらない人間関係でした。男女比は男6割、女4割という比率です。
仕事のあるあるを紹介!
書店業界と他の業界との大きな違いは、ほとんどの出版社に対して返品が可能である点です。
このため、どうせ返品できるのだからと考えてしまい、取次店に対して大量に本を発注してしまうことがあります。
しかし、本を仕入れるときには多額の仕入れ代金を取次店に支払わなければならないため、本部から「ちゃんと売れ行き見込みを考えて発注しろ」と怒られたことがあります。
これは書店員がよくやるミスのひとつです。
返品が可能であるため、会社の資金繰りを無視してしまうのです。
社会勉強になったり、就活に役立つ?
レジに立って接客をしていると、世の中にはいろいろな人間がいることがわかります。
穏やかな人がいれば神経質な人もいます。
人物観察という点では社会勉強になると思います。
一方、書店業界は業界全体でも年々売上高を減らしている業界であり、代表的な斜陽産業です。
その割には、業界全体に危機感が乏しく、のんびりしています。
これからビジネスマンとして生きていくうえでは、あまり就活には役に立たないと思われます。
履歴書に書いた志望動機を教えてください!

履歴書の志望動機は、
「本を読むのが好きなので、本に囲まれて仕事をしたい」
と書きました。
また、朝番と遅番の両方を選択できるので、学生としては働きやすい職場だからという理由も書きました。
面接はどんな感じ?(服装は?どんな質問をされた?)
面接の日時は、電話で応募したときに先方に日時を指定されました。
場所は実際に働くことになる店舗で、私服で行きました。
アルバイトといえども仕事ですので、襟付きのシャツを着て、清潔感のあるカジュアルなズボンを履いていきました。
靴は、革靴を履いていきました。
面接での質問内容は、
「週に何回入れますか?」
「朝番と遅番のどちらを希望しますか?」
「どうしてこのバイトを選んだのか?」
「本の中では、どういう種類の本が好きですか?」
「大学には、きちんと通学していますか?」
といった内容でした。
履歴書の内容を見て、あとは常識のある学生か否かを判断したい様子だったと感じます。
時給はいくら?交通費は出る?

時給は試用期間も、本採用になってからも900円でした。
週に5日勤務しましたので、交通費は1ヶ月分の定期券代が支給されました。
髪色・髪型に制限はある?ピアスはOK?
髪の毛は、できるだけ黒色が望ましいとされていました。
ピアス、指輪、ヒゲ、ネイルは禁止でした。
接客業のため、清潔感を保持するのが当然とのことでした。
シフトはどんなシステム?

シフトは朝晩と遅番にわかれていて、基本は8時間勤務でした。
社員を含めてシフト勤務ですので、休みの希望は2週間前には店長に伝えないと、希望がとおらない可能性が高かったです。
自分が休むということは、他の人のシフト勤務を変更させることになるからです。
私の勤務した店舗では、週2日しか勤務しないアルバイトもいました。
フリーターや大学生が多い?主婦や高校生でも働ける?
フリーター、大学生、主婦それぞれいました。
アルバイトでしたから、空いている時間に皆さん働きたいという趣旨のようでした。
高校生の応募については、店長が断っていました。
掛け持ちは可能ですか?ダブルワーカーはいる?
ダブルワーカーはいました。
演劇を志しているフリーターの方が、書店の他に、もう1ヶ所飲食店でもアルバイトをしていると話していました。
店長も知っていました。
同じバイトを考えている、あなたへ

書店業務は肉体労働です。
雑誌も本もまとめて持ち運びしますので、持ち方に注意しないと腰を痛めます。
なお、本が好きな方なら、書店は楽しい職場環境だと思います。
すぐに打ち解けると思います。
比較的、最初は慣れないのがレジ業務ですが、マニュアルが用意されていますので、1ヶ月程度で慣れると思います。
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