- 面接の持ち物は?
- お店に着くのは何分前?
- お店の人になんて声をかければいい?
- 面接の流れは?
バイトの面接というと「何が聞かれるのか?」ばかりが気になって、当日に忘れ物をしたり、お店に早めに着いたものの「何分前に入ればいいのか?」、時には「どこから入ればいいのか?」わからず途方にくれたりもします。
このページでは、そうしたトラブルを避けれるよう面接当日の確認事項と注意点を紹介していきます。
ぜひ、参考にしてください。
このページでお話すること
持ち物
まずは持ち物のチェックからです。
基本は次の3点です。
- 筆記用具
- メモ帳
- 履歴書(証明写真付き)
そのほかに必要なものがある場合、面接の日程を決める際に説明されます。
当日に採用するつもりなら、身分証明書や印鑑を持ってくるように言われることもあります。
ちなみに、筆記用具・メモ帳は特に指示がなくても持っていきましょう。
面接の場でメモを取っていると真面目でやる気があるように思え好印象です。
また、緊張のあまり聞いたことを忘れてしまう人もいるので、メモっておくと安心できます。
服装
面接に来て行く服装は、派手すぎず清潔感のある格好がオススメです。
詳しくは以下のページをご覧ください。
→ バイト面接の身だしなみ(服装・髪色・化粧・カバン)!NGとOKのラインを具体的に解説!
到着時間
持ち物と服装のチェックが出来たら、約束した時間の15分前を目安に会場(お店)へ到着するよう家を出ましょう。
会場(お店)に行くのが初めての場合は、迷う可能性も考慮に入れて、もう少し早め(20分前)到着でもいいかもしれません。
電車に乗り損ねたり、道に迷って面接に遅刻する人もたまにいますから。
万が一、道に迷ったり電車に乗り損ねた場合は、すぐにお店に連絡して面接日時の変更が出来ないか相談してみてください。
お店に着いたら
お店に到着したら、約束している時間の5分前くらいにお客様用の入り口から入って、誰でもいいのでお店の方に声をかけましょう。

こんな感じで大丈夫です。
お店の方が、裏の事務室に行って店長さんや責任者の方を呼んできてくれます。
ポイントとしては、
- 裏口ではなくお客様入り口から入る
- お店の方にも見られていると意識する
の2つです。
事前に裏口から入るよう言われている場合は、裏口から入って構いませんが、そうでない場合は裏口から入ると常識をわきまえてない感じになります。
「客ではないんだけどな〜」と思うかもしれませんが、正面の入り口から入ってください。
また、責任者の方は採用するか迷った場合に、最初に応対したスタッフさんに「さっき面接に来た子どう思う?」と印象を尋ねることがあります。
お店の人と仲良くできそうかも重要なポイントですからね。
少しでも採用される確率を上げたいなら、お店の方にも礼儀正しく対応してください。
面接の流れ
店長さん・責任者の方が出て来たら、裏の事務室かお店の隅の方に案内されて、いよいよ面接がはじまります。
まずは上着を脱ぎ、鞄は椅子の下など邪魔にならない場所に置いておきましょう。
面接の流れは、ザックリ次のような感じです。
- 自己紹介
- 質疑応答
- 会社・お店についての説明
- 筆記試験・適性検査(塾・家庭教師など)
- 面接結果の連絡について
自己紹介
最初はおそらく、面接官の方が自己紹介をしてくれます。

こんな感じですね。
続けて、責任者の方が「履歴書を出してください」とか言ってくれるので、指示に従っていけば大丈夫です。
質疑応答
基本的には、責任者の方が履歴書を見ながらアレコレ聞いて来ます。
- このバイトを選んだ理由は?
- 週に何日くらい働ける?
- シフトに入れる時間帯は?
- 土日は働ける?
などなど。
詳しい質問内容は、以下のページにまとめています。
会社・お店についての説明
質疑応答の後は、会社・お店についての説明をされることが多いです。
具体的には、
- お店の扱っている商品や客層
- バイトの職種と仕事内容
- 働く上での注意事項(身だしなみの制限など)
- シフトのこと
などを説明してくれます。
そして、一通り説明が終わった後は「何か質問はありますか?」と逆質問があるかもしれません。
何か気になることがあれば聞いておきましょう。
もちろん特に質問がなければ、何も聞かなくても構いません。
「最低1つは質問したほうが、やる気が伝わる」とか言う人もいますが、お店にとってはやる気より、
- 人が足りていない曜日・時間帯に働けるか?
- キチンと仕事をしてくれそうか?
の方が大切です。
質問でアピールしても、大したポイントにはならないので気にする必要はないかと思います。
面接結果の連絡について
質疑応答と会社・お店の説明が終われば、面接は終了です。
面接の結果は、その場で言われることもありますが多くの場合(80%くらい?)は後日に電話で連絡が来ます。
何も説明がなかった場合は、最後に「面接の結果連絡はいつ頃になりますか?」と聞いておきましょう。
ひどいお店は不採用の場合に連絡しないこともあるので。
結果連絡の目安を聞いておけば、その日を過ぎたら遠慮なく次のバイトに応募できます。
番外編:筆記試験・適性検査(塾・家庭教師など)
塾・家庭教師など一部の業種・職種の面接では、筆記試験・適性検査が課されます。
適正検査とは、性格診断に近い感じで「いい・悪い」と言うよりどんなタイプなのか判定するものです。
「いい・悪い」じゃないので、難しく考え込まず正直に答えれば大丈夫です。
一方、筆記試験は引き算・掛け算など簡単な計算問題や、漢字テストなど中学生レベルの内容が多いです。
採用・不採用に直接関わるわけではなく、採用後に教える対象が中学生か高校生か決めるために用いられているそうです。
最後に
面接でうまく対応できるか不安かもしれませんが、条件はみんな同じです。
みんな不安を感じ、緊張しながら面接を受けています。
お店の人も良くわかっているので、多少失敗しても問題ありません。
お店の人は、面接をうまくこなす人を採用したいのではなく、
- 人手が足りない曜日・時間帯に入れる人
- 言うことを聞き、仕事ができる人
を採用したいと思っていますから。