- バイトの電話応募をうまくやれるか不安
- 電話応募したけど、担当者が不在だった
- 電話応募で失敗した気がする
はじめてアルバイトに電話応募するとき、誰しも大きな不安と緊張を感じます。
勇気を振り絞って電話をかけても、緊張のあまり聞こうと思ってたことを聞き忘れたり、終わった後に「あれ?約束した面接の時間は16時と17時のどっちだっけ?」と話した内容に自信が持てなくなる人もいます。
そこで、このページでは、
- 電話応募の準備
- 見ながら電話できる、具体的な会話マニュアル
- いい印象を与えるコツ
- 担当者が不在だった場合の対処方法
- 不採用フラグ
など、電話応募に必要なありとあらゆる情報をまとめました。
ぜひ、参考にしてください。
このページでお話すること
電話応募の準備
電話応募で多い失敗は次の3つです。
- お店の人が忙しい時間に電話をかけてしまう
- 電波が悪く、相手の声が聞こえづらい(最悪、電話が途中で切れる)
- 電話した後、質問の聞き忘れに気づいたり、聞いた面接日時が合っているか不安になる
これらを防ぐため、最低でも次の準備は行うようにしましょう。
- 電話するタイミングは、お店の忙しくない時間帯(10:00〜11:00 または 14:00〜17:00)
- 電話する場所は、スマホの電波表示がフル&周りが騒がしくないところ
- 質問事項を書いたメモを用意
- 電話するときは、メモ帳とペンを手元に用意 (面接の日時や持ち物を書き留めるため)
電話するタイミングは、お店の忙しくない時間帯(10:00〜11:00 または 14:00〜17:00)
電話応募で避けるべき時間は、朝早く・夜遅く・お店が忙しい時間の3つです。
飲食店や販売店のバイトなら、10:00〜11:00 または 14:00〜17:00を目安にしてください。
学校や部活がある学生は、学校・部活が終わった後すぐ、または土日に電話するといいでしょう。
17:00〜18:00はお店によっては混雑し始めますが、来客のピークではありませんから。
もしかすると「土日は避けた方がいいのでは?」と感じる人がいるかもしれませんが、土日は来客が多いぶんバイトの人数も多く1人あたりの忙しさは変わりません。
平日と同じように暇な時間帯もあるので、電話して大丈夫です。
電話する場所は、スマホの電波表示がフル&周りが騒がしくないところ
次に、電話する場所は電波状態がいい場所かつ、周りが騒がしくないところを選びましょう。
電話が途中で切れたり、会話が聞こえづらい状態になるのを未然に防げます。
質問事項を書いたメモを用意
交通費やシフト・給料のことなど、面接を受ける前に確認しておきたい質問事項があれば、事前に箇条書きでメモを作っておきましょう。
上から順番に聞いていくと、質問し忘れを防ぐことができます。
また、わかっている範囲で、予定がある日と時間もメモしておくと便利です。
「面接の約束をしたけど、スケジュール帳を見たら先約が入っていた!」なんて失敗を防げます。
→ 交通費が出ないバイトってあり!?法律と実態を徹底解説!
→ 【基礎】バイトのシフト管理!よくある悩みとトラブルへの対処方法!
→ バイトの給料事情を徹底解説!よくあるトラブルと対処方法も!
電話するときは、メモ帳とペンを手元に用意 (面接の日時や持ち物を書き留めるため)
電話するときは、面接の日時や場所、持ち物を書き留めるペンとメモ帳があれば便利です。
質問事項を書いたメモと同じ用紙でも構いません。
緊張していると、電話が終わった後に自分の記憶があっているか心配になることがあります。
しっかり聞きながらメモを取り、電話の最後にメモを見ながら復唱すると聞き間違いもなく安心です。
見ながら電話できる!電話応募の会話マニュアル
以上の準備が終わったら、実際に電話をかけましょう。
最初の方は、このページを見ながら話して見てください。
会話マニュアル
あなたから電話をかける・・・


求人の担当者様はいらっしゃいますでしょうか?

採用の担当者が電話に出る


アルバイトの求人を見て電話したイワミと申します。
求人に関して何点かお伺いしたいことがあるのですが、今よろしいでしょうか?


一通りの質問と、その回答が終わったあと。


それでは一度、お店で面接をさせていただきたいのですが、明日か明後日の17時はご都合いかがでしょうか?





・・・採用担当者が電話を切った後に、あなたも電話を切る
最初に確認した方がいい内容は何?
先ほどの会話マニュアルでは応募を申し出る前に質問をしています。
この質問は、どんな内容か?面接で聞くのではダメなのか?少し説明させてください。
最初にする質問は、働くにあたって譲れない条件・希望
たとえば、
- 掛け持ちで働きたい
- 職種はホールではなく、キッチンを志望する
- 交通費が出ないなら辞退したい
など、条件に合わなかったり希望が通らないなら、面接を受けるまでもなく辞退しようと考えている質問があれば、電話で応募する前に確認しましょう。
面接を受けるには、あなたもお店の面接官も時間をとる必要があります。
そこで質問して働くのを辞めた場合、面接に費やした時間は無駄になってしまいます。
そうした事態を避けるため、絶対に譲れない条件がある方は、応募する前に確認することをオススメします。
特に、希望や条件がない場合は、その箇所はスルーしてください。
一方、気になるけどそれで働くか働かないかは左右されない質問、
- 研修期間に時給は下がったりするか?
- シフトはどんなシステムなのか?
- 面接結果の連絡がいつ頃までに来るか?
などは、面接まで待ちましょう。
お店の方も店の仕事があるので、長々と電話で引き止めるのは迷惑です。
電話するときは、うまくやろうとしない
初めてバイトに応募するときは、緊張するし、うまく言えるか不安になるのは当然のことです。
しかし、「ちゃんとやらなきゃ!」と思えば思うほど、身体の緊張は強くなり不自然な話し方になってしまいます。
- ハキハキ話さなきゃ
- 正しい敬語を使わなきゃ
こういう思い込みは全て捨てましょう!
面接官や電話に出る人は、バイトの応募者が緊張していることはよくわかっています。
緊張してイントネーションがおかしくなったり、おどおどしてもマイナスイメージにはなりません。
それよりも、しっかり相手の言うことを聞いてメモし、自分の伝えたいことを伝えることの方がずっと大切です。
どうしても不安や緊張が気になるなら、電話する前に2〜3回、深呼吸してみてください。
完全にはなくならないかもしれませんが、少しは楽になると思います。
責任者が不在で、折り返し連絡となったとき
電話応募で割と多いのが、面接の担当者が不在で「戻り次第、折り返し連絡する」と言われるパターンです。
担当者が不在と言われたときは、なかなか電話がかかって来なかったり、自分が電話を取れない時に着信があったりトラブルも多いので、ここで対応をまとめておきます。
連絡がなかなか来ないとき
折り返し連絡すると言われた場合当日いっぱいは待ってみましょう。
お店の方も忙しいので、半日くらい電話できないことはよくあります。
一方、翌日になっても電話が来ない場合は、自分からもう一度電話をかけてみることをオススメします。
最初に電話を受けた人が伝え忘れていたり、面接の担当者が忘れているケースもないわけではありませんから。
改めて電話をかける際は、最初にかけた時と同じように名乗ればOKです。
電話を取る人が1回目と同じとは限らないので「昨日も電話した」などと説明する必要もありません。
折り返し連絡に出られなかった時
折り返し連絡に出られなかった場合は、着信に気づいたタイミングがお店の忙しい時間でなければ、すぐに折り返し連絡しましょう。
時間をおいてお店から電話してくれることもありますが、「気づいたらかけてくるだろう」と二度は電話しない面接担当者もいますから。
また、お店が忙しい時間帯でも電話があってから15分以内ならすぐ電話して構いません。
折り返し連絡に気づくのが遅れた
着信に2日とか3日とか気づかなかった場合もバイトしたいのであれば早めに連絡しましょう。
連絡がルーズと思われる可能性はありますが、落とされるとは限りません。
気づくのが遅れたことをちゃんと説明して謝れば大丈夫です。
留守電に「また電話します」と入っている場合
留守電に「また電話します」と入っていたら、当日いっぱいは連絡を待ってみましょう。
忙しくて電話に出れない時間が多いので、自分から電話すると言ってる可能性が高いからです。
そして、翌日になってもまだ電話がない場合、自分から改めて電話してみてください。
いつまでも待つわけにはいきませんからね。
翌日なら、自分からかけて迷惑と思われることもないです。
電話したけど繋がらなかったとき
個人経営のお店などで、
- 電話をかけ得たけど誰も出ない
- 通話に切り替わらず電話が切れる
- 言うケースがあるかもしれません。
そう言うときは、諦めてWeb応募に切り替えることをオススメします。
時間をおいて電話しても構いませんが、2〜3度やっても同じパターンが多いです。
求人を出している以上、Web応募なら確実にチェックして連絡してくれます。
→ 【バイトWeb応募】ネット応募〜面接日程調整の流れと、電話・メール対応のポイント
電話応募で失敗した気がする
実際に電話応募した後、失敗した気がするのはバイト応募のあるあるです。
- 電話の声が聞き取りにくくて、何度も聞き返してしまった
- 思わずタメ口が出てしまった
- 緊張しすぎてイントネーションがおかしかったり、おどおどしてしまった。
「面接はマイナスイメージからのスタート?」と不安になるかもしれませんが、あなただけじゃないのでそれほど心配する必要はありません。
それに、終わったことを悔やむより、履歴書を書いたり面接の準備に時間を割いた方が採用される可能性は高まります。
気持ちを切り替えて、やるべきことに取り組んでください。
→ 採用される!バイト履歴書の書き方を徹底解説!
→ 【徹底解説】バイト面接で多い10の質問と回答例
よくある疑問と回答
そのほかの、バイトの電話応募でよくある質問と回答をまとめます。
バイト応募受付センターではなく、お店に直接電話したらダメ?
コンビニのバイトなどで、応募受付センターの電話番号が書いてあり、直接お店に電話するのとどちらがいいか迷うかもしれません。
結論から言うとどちらでも構いません。
違いとしては、直接お店に電話した場合、うまく店長が店に入れば話が早く進むので手っ取り早いですが、店長が不在の場合は折り返し連絡を待つことになるので、返って手間です。
一方、応募受付センターは確実に応募を受け付けてもらえ、一通りのヒアリングまで済んだ段階でお店からの連絡を待つことになります。
もし連絡が来ない時も、応募受付センターから催促してもらえるので、抵抗感が少ないメリットがあります。
Web応募したけど、早く面接を受けたいので電話応募に切り替えたい
Web応募したけど、ソワソワして落ち着かないので電話応募に切り替えたいと言う人は、電話をかけても構いません。
ただ、二重応募にならないよう、Web応募もした旨は忘れずに伝えるようにしましょう。
「Web応募もさせていただきましたが」などと付け加えればOKです。
電話対応してくれた相手が感じ悪かった。やめた方がいい?
電話対応してくれた相手がお店の責任者ならやめた方がいいかもしれません。
一方、最初に電話に出てくれた他のバイト・パートさんなら気にするは必要ないでしょう。
どこのバイト先にも、1人や2人は変な人がいます。
それが店長や上司にあたる人だと、働きづらいですが、同じバイトやパートさんならそれほど問題はありません。
最後に
初めてバイトに電話応募するのは緊張しますが、1度経験してしまえば大したことありません。
店長は応募者が緊張していることをよく知っていますし、お店の人は自分も経験してきたことなので親身になって対応してくれるでしょう。
どうしても緊張するようなら、Web応募に切り替えることも可能です。
Web応募ならお祝い金がもらえるサイトもあるので、よかったらチェックしてみてください。