「バイトが長期休暇を取るって非常識?」
旅行や留学の他、年末年始や夏休みに帰省するため、長期休暇を取るアルバイトはたくさんいます。
しかし、バイト先・店長によっては「忙しい時に自分勝手なことを言いやがって・・・」と怒られたり、嫌な顔をされることもあります。
そこで、このページではバイトが長期休暇を取るのは社会常識としてはダメなことなのか?
そして、お店への迷惑を最小にし、なるべく心象を損ねず長期休暇のもらうにはどうすればいいのか?
紹介していきたいと思います。
このページでお話すること
バイトが長期休暇を取るのは非常識?
日本全体で考えるとバイトが長期休暇を取るのは決して非常識ではありません。
ただ、バイトが長期休暇を取って当たり前かと言うとそれも違います。
常識とは、ある範囲の人たちが共通して当たり前だと考えている事柄です。
日本全体では、長期休暇を取って当たり前と考える人も、長期休暇なんてあり得ないと考える人も同じくらいたくさんいます。
なので、正確には常識でも非常識でもないと言うところでしょう。
人が「〇〇は常識だ」と言うときは、その人が「当たり前だと思っている」以上の意味はありません。
バイト先で店長さんが言う「社会常識」とは、単に店長さんの中で当たり前と考えている事柄に過ぎないのです。
人によって意見が異なるテーマなので、「絶対にこうすれば上手くいく」と言う方法はありません。
ただ、長期休暇を非常識と考える人が店の責任者だったときでも、認めてもらいやすくするポイントはあります。
これもまた私の個人的な意見に過ぎないので、その点は注意してご覧ください。
長期休暇の期間
私の経験と、バイト仲間の様子では、
長期休暇の目的 | 期間 |
---|---|
お盆・年末年始の帰省 | 2〜3日 |
夏休みの帰省 | 2〜3週間 |
旅行 | 1〜2週間 |
留学・就活等 | 1ヶ月〜無制限 |
くらいの期間なら、認めてもらえることが多いように感じます。
ポイントとしてはお店の都合を考えて自分からも譲歩することです。
たとえば、お盆・年末年始はお店が混雑する上に休みたがる人も多いので、5日間とかフルで休むことはしません。

と言うように交渉します。
実家が遠くて2〜3日の休みでは帰省が難しい場合、

と聞いてみるのもありです。
夏休みの帰省も同様で

と相談すると、長期休暇はあり得ない考えの店長でもわりと認めてくれます。
お盆・年末年始のような繁忙期に出てくれる人は、お店はとって本当にありがたいです。
そういった貸しを作っておくと、長い休みが欲しいなどコチラからのお願いも通りやすくなります。
休める期間の目安を調べる方法
当たり前かもしれませんが、どのくらいの期間休みを認めてもらえるかはバイト先によって異なります。
そこで、正式に休みが欲しいと申し出る前に、店長や職場の人がどう考えているのか雑談の中で下調べしておくと目安がわかります。
たとえば、温厚で話をしやすい先輩に、

と聞いてみてください。
「年末年始に休むのは難しいかも」と言われると、多くの休みを取るのは難しいでしょう。
「俺は2日ほど休んだよ」と言われたら、どのように休ませてと伝えたか?店長に何か言われたか?など、具体的な様子を聞いて参考にすればいいです。
目安がわかれば、職場の基準から大幅にズレた日数の休みを申し出て怒られることもありません。
長く休むのであれば辞める選択肢も考える
就活や受験などの理由で、2ヶ月以上に渡ってバイトを休むなら1度バイトを辞めることも選択肢のひとつです。
就活が長引くと休みを延長してもらうのも悪い気がしますし、休んでいる間に気が変わって辞めたくなるケースもあります。
何年も働いていてバイト先が大好きであれば、もちろん長期休暇もいいと思いますが、そこまで思い入れがないなら1度辞めて新しいバイトを探すことも考えてみてください。
長期休暇を申し出るタイミング
長期休暇をお願いするのは、なるべく早い段階の方がいいです。
お盆・年末年始の帰省なら1ヶ月前、留学や就活であれば2ヶ月以上前(代わりを採用する必要があるかもしれないので)には伝えておきましょう。
早く伝えておくと、店長は気持ちの準備が出来ます。
また、同じタイミングで他のバイトさんも休みが欲しいとか辞めるとなった場合、後から伝えた方が断られたり悪い印象を持たれやすいです。
長期休暇を終えてスムーズに復帰するポイント
長期休暇を終えた後は、バイト先の人たちに休みをもらったお礼を言いましょう。

くらいで大丈夫です。
遠方への帰省や旅行を理由に休みをもらったなら、お土産を持っていくのもいいでしょう。
休憩室に「お休みをいただきありがとうございました。みんなで食べてください」と書いたメモと一緒に置いておけば十分です。
そのまま辞めたい
長期休暇の間に気が変わって、そのまま辞めたい場合は電話でその旨を伝えてみてください。
長期休暇からそのまま退職は、シフトに入っている状態より辞めやすいと思います。

と言う感じでOKです。
何も言わずに放置していたら必ず連絡が来ます。
連絡を無視し続けるのはバックれと同じです。
お店はあなたが戻ってくるつもりで、新しい人を採用せずに待っているかもしれません。
言い難いのであれば、最悪LINEやメールでも大丈夫です。
あなたにとっても、気が楽になります。
長々と、いつバイト先から連絡が来るかと怯え、罪悪感を感じ続けるのは苦痛ですから。
最後に
長期休暇が認められるかどうかは、あなたとバイト先の関係も大きく関わってきます。
店長や他のバイト仲間との関係が良好なら、認めてもらいやすいですし、よく思われてないならダメかもしれません。
自分の要望を受け入れて欲しいなら、あなたもお店やバイト仲間に協力しましょう。
困ったときはお互い様です。
他の人が体調不良になったら代理で入ったり、困っている人がいれば助けてあげてください。
そうしていれば、自分で「これはちょっと無理かな〜」と思うようなお願いも案外聞いてもらえたりしますよ。
→ 体調不良でバイトは行くべき?休む連絡のタイミングとポイント