「レジのバイトって難しくない?」

このページでは、スーパーやコンビニなどレジを扱うバイトを考えている方に、レジバイトの特徴や大変なところ、仕事の流れを紹介していきたいと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

レジバイトの特徴

レジを扱うバイトはかなり多いです。

このうち、スーパーだけはレジ専門で仕事を行うバイトの募集を行っています。

他のお店では、品出しやオーダー取りなど数ある仕事の一環としてレジを扱うポジションがある感じです。

レジだけを行いたいのであれば、スーパーのレジ担当職種を探して応募するのがいいでしょう。

そんなレジバイトの特徴は次の2つです。

  • 女性が多い
  • 学生と主婦が多く、若いと可愛がってもらえる

接客業全般に言えることですが、男性より女性が多いです。

ベテランの主婦たちに気に入ってもらえると最高に居心地がよく楽しい職場ですが、嫌われると居場所がなくなり辛い立場に置かれます。

普段は学生や主婦をされている方が多く、若い学生は主婦から可愛がられやすいです。

また、女性が多いぶん男性にとっては出会いの機会が多いバイトと言えるでしょう。

レジバイトの大変なところ

続いて、レジバイトの大変なところを紹介していきます。

主だっては次の3つです。

  • クレームを受ける
  • 精算金額とレジ内のお金が合わないと怒られる
  • 立ちっぱなしで足が疲れる

クレームを受ける

お客様と直接対面するポジションなので、クレームを受ける機会が多いです。

クレームの内容としては、

  • 棚に書いてある値段と違う
  • 接客態度が悪い
  • 遅い(待ち時間が長い)

などで、お客様の勘違いや理不尽な内容も多いです。

最初のうちは「えっ!私が悪いの!?」と納得いかないかもしれませんが、クレーム対応もある程度慣れなので、変な客はどこでも一定数存在するとわかれば気にならなくなります。

また、クレーム以外にも世間話を振ってきてお会計が終わってもレジから離れない客がいたりします。

レジ待ちの客がいなければ別に構わないのですが、後ろに待っている客がいる場合はさりげなく流して「すみません、次のお客様がお待ちなので」と話を終わらせないといけないので気を使います。

精算金額とレジ内のお金が合わないと怒られる

レジはお金を扱うポジションなので、やや責任は重いです。

どこのお店でも営業が終わった後にレジ締めという閉店作業があり、そこで1日の売り上げ金額を確認するのですが、稀にデータ上のレジにあるはずの金額と実際にレジの中にあるお金が一致しないことがあります。

一致しない原因は基本的にお釣りの渡し間違いです。

お札は渡し間違いを避けるため、自分で数えた後に「お客様の目の前で改めて数え直して渡す」といいう方法が用いられているので、大きな金額で誤差が出ることはありません。

しかし、小銭で600円とか120円とかの差があることは割と多く、何日も続くと責任者から怒られます。

お客様に渡した金額が多いならまだしも、実際よりも少ない金額のお釣りを渡している可能性もあるのですから。

足りない金額を弁償しろとは言われませんが、責任感を持って仕事をしないといけないポジションには変わりありません。

立ちっぱなしで足が疲れる

レジ仕事はどこも立ちっぱなしです。

なので足が疲れて次第に痛くなってきます。

どんなバイトでも長くなると途中で休憩が入りますが、それでも3時間ほどレジをやって15分間の休憩があってまた3時間レジに入るといった具合です。

後半は足踏みして誤魔化しながら仕事をこなす感じになります。

とはいえ、これは最初のうちだけで慣れると必要な筋肉が鍛えられるのか気にならなくなります。

レジバイトのいいところ

レジバイトは辛いだけじゃなくて、いいこともあります。

ここでは3つほど紹介させてください。

  • 慣れると単純作業
  • 覚えることが少ない
  • 社員割引があったりする

慣れると単純作業

レジの仕事は慣れると単純作業です。

簡単に流れを紹介すると、

  1. 商品をレジに通す
  2. 袋(マイバッグ)に詰める
  3. お客様に合計金額を伝える
  4. お金を受け取りレジに金額を入力し、表示されるお釣りを渡す
  5. ありがとうございましたと見送る

これだけです。

多くの商品はバーコードをレジにかざせば自動的に値段は出ますし、生の魚や野菜などもレジのキーにある商品名ボタンを押せば自動的に値段が出ます。

お客様から受け取ったお金の入力は、自分で行うレジと、お金を全部入れると自動で計算してくれるタイプがありますが、どちらも操作は難しくありません。

このように単純作業ですが、そこそこ動くので時間が経つのも早く感じます。

覚えることが少ない

上述の仕事だけなので、覚えるのが簡単です。

キッチンのように、メニューの数だけレシピを覚えないといけないなどの苦労がなく慣れるまでに時間もかからないでしょう。

ただし、例外として個人経営のパン屋などはバーコードがなく商品を見て自分で値段を打ち込まないといけません。

商品名とその値段の組み合わせを覚えないといけないので、少し大変になります。

社員割引があったりする

お店によりますが、スーパーは社員割引があったり、コンビニは廃棄を持ち帰れたり、他のバイトに比べて時給以外のメリットが大きいです。

他にも、賞味期限ギリギリの商品を格安で買える、客あしらいが上手くなるなど、様々なメリットがあります。

その他の仕事

レジのバイトにはたまに行う付属的な作業があります。

具体的には、次の3つです。

  • お釣りの補充
  • 袋やカゴの補充
  • レジ締め

お釣りの補充

足りなくなったお釣りを補充します。

お札は受け取る一方で、千円札でも足りなくなることはまずないので、お釣りの補充は小銭だと思ってください。

やり方は簡単で、「棒銀」と呼ばれる銀行で両替するともらえるお金の束をテープを外してレジのお金ボックスに入れるだけです。

お釣りを自動で計算するレジでは、お釣り補充モードのような画面に切り替えてお金を入れるところに同じようにジャラジャラと入れます。

袋やカゴの補充

足りなくなったレジ袋や買い物カゴの補充です。

お釣りの補充と同じく、お客様が途切れたタイミングでささっと行います。

これも袋を破いて1枚ずつ取り出せるようセットするだけです。

レジ締め

お店の営業終了後や、朝番・昼番・夜番など時間の区切りに行い、売り上げの累計金額を計算し、レジの中にあるお金がデータと一致しているか確認する仕事です。

先ほども少し紹介しましたが、この時レジ内のお金がデータと食い違っていたら店長から怒られます。

ちなみに、お金とデータの食い違いはお釣りの渡し間違いではなく、ただ締め作業で計算ミスがあり「改めて計算し直すと実はあってた」というケースも多いです。

扱う金額が大きくなるので、ある程度ベテランのスタッフが行う仕事で、入社直後から行うことはまずありません。

早く慣れるためのコツ

レジに早く慣れるためのコツは、ひとつひとつ教えてもらった手順を忠実にこなしていくことです。

作業ペースが遅くてお客様や他のスタッフに悪い気がするかもしれませんが、最初はみんな同じです。

パパッと素早くレジをやっている先輩やベテランの主婦たちも、慣れていない頃は同じようにゆっくりしか作業できない段階を経験してきているので、悪く思われたりしません。

逆に、早くやらなきゃと焦ると、急いで袋詰めして商品が潰れたとクレームになったり、お釣りの渡し間違いをしてしまい店長から怒られてしまいます。

どうしても周りと比べて作業ペースが遅いので焦りがちですが、ゆっくりでいいので確実に仕事を覚えていきましょう。

2ヶ月半もすれば、自然に早くなりますので。

レジのバイトあるある

  • 小銭やポイントカードを長々と探す客で、レジ待ちの列がイライラ
  • レジを通した後で「やっぱりこの商品やめます」という客
  • 「11円ある?」と連れに聞くカップル
  • お客様がレシートを凝視していると、間違ってないか心配になる
  • お客様のマイバッグが縦長だったり形が特殊で詰めにくい

レジを扱うバイトの口コミ評判

長々とお読みいただき、ありがとうございます。

最後に、実際にレジを担当した方のインタビューを紹介しておきます。

具体的な仕事内容や、面接の様子なども紹介しているので、参考にしてみてください。

スーパー

コンビニ

接客バイト全般や、バイト探しについては以下からどうぞ。

バイト求人探しの流れ
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