「バイトを始めたいけど、初めてでわからないことだらけ」

このページでは、高校生になってバイトを始めたいと考えている方に向けて、よくある7つの質問と回答を紹介していきます。

高校生はバイトで働く上で、

など、大学生やフリーターとは違ったハードルや苦労があります。

そうしたハードルをみんなはどうやって解消しているのか?解決のコツは何なのか?
ぜひ、参考にしてみてください。

いつから働くのがいいか?いつから働ける?

一般的に「高校生可」となっているバイトは、高校の入学式を終えた段階で働けるようになります。

中学の卒業式を終えていても、高校入学までの間は働けません。

中学生でできるバイトはある?違法な会社に注意!

理解のある会社や個人経営のお店では、高校の入学式を終えていなくても面接〜採用連絡までは対応してくれ、実際に働き始めるのは入学式を終えてからと言う形をとってくれます。

ただ、規則のうるさいチェーン系のお店の中には、高校の入学式を終えるまで面接にも応じてくれないところもあります。

4月の入学直後から働いても構わないが、両立できるか不安な方は高校に慣れたあと最初の夏休みから始めるのがおすすめです。

学校の許可は必要?許可はもらえる?黙って働いてバレない?バレたらどうなる?

バイトの許可が必要かどうかは高校の校則次第です。

校則は入学の際にもらう資料のほか、生徒手帳にも書いてあるので、確認してみましょう。

校則で禁止されている場合は、許可が必要

校則でバイトが禁止されている場合、先生に許可をとる必要があります。

高校によって許可されやすさは異なり、保護者の同意があればOKな高校もあれば片親で、家庭が経済的に苦しいなどバイトをしなきゃいけない事情があればOKな高校もあります。

いずれの場合も、保護者から学校に話してもらうと許可が出やすいです。

黙って働いてもバレないケースはある

学校の許可がもらえなかったけど、やっぱり働きたい場合に黙ってバイトを始める高校生がいます。

その際に気になるのが「学校にバレることはないか?」と言う点ですが、人前に出ない仕事であればバレない可能性の方が高いです。

人前に出ない仕事とは、

などです。

コンビニやスーパーのレジなど、常にお客様の前に出る仕事はたとえ先生方が近くに住んでいなくても基本的にバレます。

同級生のお母さんが見かけて、ふとした拍子に学校に伝わったりするので。

バイト禁止の高校で働くには?バレた時のリスクを暴露!

それでも学校に黙って働くのはおすすめしない

上述のように学校にバレずに働くことは不可能ではありません。

しかし、サイトの管理人は学校に黙ってバイトするのはおすすめしません。

なぜかと言うと、バイトを探すのも、バレた際の対応も面倒だからです。

  • バイト先によっては高校の許可がないと働けない
  • 黙って働いてバレた場合は、最悪停学になる

バイト先によっては、そもそも高校の許可がないと働けません。

面接の際に確認されます。

近隣の高校であれば、学校の許可がいるか否かはお店もわかっているので、校則で禁止されているのに「校則でOKです」などと安易な嘘をついたらアッサリ見抜かれて不採用となります。

また、働いていることが学校にバレた場合は最悪停学です。

そこまでのリスクを冒すくらいなら、保護者の同意を得て、きちんと学校の許可を得て働いた方が手間としても精神面でも楽かと思います。

親にはなんて言えばいい?反対されたらどう説得すればいい?

バイト先は後々のトラブルを避けるため面接の際に、高校と親の同意があるか確認します。

高校生がバイトするためには親の同意は必須です。
どんなアルバイト先でも、親の同意がない高校生は採用できません。

もし親の同意が必要ないと言うアルバイトがあるなら、それは例外なく怪しいアルバイトで違法な内容だったり、ちゃんと働いた給料がもらえないバイトです。

また別の意味で注意が必要なので、きちんと親の同意を取ってそれを確認してくるバイト先で働くようにしましょう。

さて、少し話がずれたので元に戻りましょう。

まずは、親になんと言ってバイトの許可をもらうのか?反対された場合に、どうやって説得するかです。

親になんと言ってバイトの許可をもらうのか?

バイトの許可をもらう際の流れは、以下のような感じです。

あなた「お母さん、高校入ったらバイトしたいんだけどいい?」
「えー!あんたバイトする時間なんてあるの?勉強は大丈夫?」
あなた「成績下がらんようにするから!時間は学校終わってからと土日出るから大丈夫」
「ふーん、まあやってみたら。お父さんにも話しとくわ。」

最初はストレートに「バイトをやりたい」と言う意思を伝えましょう。

その先の反応は親御さん次第で大きく異なります。

社会勉強の一環で賛成してくれる親もいれば、勉強せずにバイトして遊んでばっかになることを心配する親もいます。

賛成してくれる場合は、何の問題もないので応募するバイト求人探しをもっと進めていきましょう。

一方、反対された場合はその理由を聞いて、心配している事態にならないよう対策を伝えます。

  • 成績が下がるのでは? → 学業が疎かにならないよう、週末だけのバイトを探す
  • まだ早いんじゃない? → もう働いている友人がおり、同じバイト先で働けるよう紹介してもらうつもり

交渉の際は「ただ遊ぶお金が欲しいからバイトしたい」と思われるのではなく、「社会勉強のためにバイトをしてみたい」と自分なりに将来のことを考えた選択だとアピールしていきましょう。

なかなかバイトを認めてもらえない場合は、妥協点を探っていきましょう。

  • たまに短期バイトをするならどうか?
  • ある程度の成績キープを約束し、守れなかったらバイトを辞めると宣言する

また、具体的なバイト先候補を決めてしまい本気で探しているアピールをするのも効果的です。

たとえば、
「〇〇のイオンに入っているマクドナルドで友達が働いていて、土日だけの条件で紹介してもらえる。土日だけなら勉強に支障もないし、友達がいるからスムーズに馴染めていいかなと思うんだけどダメかな?」

と言った感じです。

もちろん、都合よく友達がバイトしているとは限らないので、親が心配している点にしっかり配慮したバイト先を探すのは大変かもしれません。

しかし、だからこそ親の懸念点に配慮してバイト先を探している本気が伝わり、親も拒否しづらくなります。

残業とかはある?

高校生でもお店によっては残業があります。

しかし、法律で最大でも22:00までしか働かせてはいけないと決まっているので、それ以降になることはありません。

18歳の高校生は深夜バイトできる?年齢は何歳から?

家の門限があるなど、それ以外の事情でも高校生の場合は比較的考慮してもらいやすいので、面接の際に「残業はできない」と伝えておくといいでしょう。

どのくらい働いて、いくらくらい稼げる?

オリコンスタイルによると、高校生の1日の勤務時間の平均は3〜5時間程度で、1ヶ月の収入は20,000円〜50,000円が半数以上だそうです。

高校生は大学生やフリーターと比べると時給が低く、夜遅い時間に働けないなど制限が多いため月収5万円を超えるのはなかなか厳しいところがあります。

掛け持ちはできる?

高校生でも掛け持ちはできます。

ただ、多くの場合1つのバイト先でたくさん働いた方が稼げる金額が高いです。

シフトの都合をつける苦労もいらないため、管理人的には1箇所で働くことをおすすめします。

また、高校生は働ける時間が短いので、掛け持ち前提では採用されにくいです。

あと、掛け持ちは通勤時間がそのぶん多くなるので、働ける時間がさらに短くなるのも考慮して選ぶようにしてください。

高校生におすすめのバイトは?

タウンワークマガジンのバイト人気職種ランキングでは以下の通りです。

男子高校生

順位 職種
1位 コンビニ
2位 ファミレス・レストラン(ホールスタッフ)
3位 キッチンスタッフ(ファミレス・レストラン)
4位 居酒屋(ホールスタッフ)
5位 食品製造・販売
6位 工場・倉庫内作業(棚卸・検品等)
7位 キッチンスタッフ(居酒屋)
8位 仕分け・ピッキング
9位 レジ・スーパー
10位 その他飲食店(ホールスタッフ)

女性高校生

順位 職種
1位 ファミレス・レストラン(ホールスタッフ)
2位 コンビニ
3位 キッチンスタッフ(ファミレス・レストラン)
4位 居酒屋(ホールスタッフ)
5位 食品製造・販売
6位 カフェ・喫茶店
7位 キッチンスタッフ(居酒屋)
8位 工場・倉庫内作業(棚卸・検品等)
9位 レジ・スーパー
10位 その他飲食店(ホールスタッフ)

最後に

このページを読んでいる高校生は、ほとんどが初めてのバイトだと思います。

楽しみな一方で、仕事を覚えられるか?先輩たちと仲良くできるか不安な気持ちもあるでしょう。

実際のところ、バイトに慣れないうちは怒られたり苦労することもありますが、一度慣れてしまうと友達や恋人もできて楽しくなります。

どんな結果になっても、バイトをやろうとあれこれ考えて行動する経験は無駄にはなりません。

以下のページも参考にして、自分にあったバイトを見つけてください。

【バイトの探し方】初めての求人探しの流れ

【バイトの選び方】働いてみてわかった!絶対重視すべき7つの基準と1つの決め手