面接に来た男性と店長

「バイトの面接ってどんなことをするの?」
「どんな服装で行けばいいの?」

アルバイトに限らず、はじめての場所に行ったり新しい環境に入るときは緊張したり不安を感じると思います。

  • 失敗しないか?
  • 自分が馴染めるのか?

しかし、その不安の一部はわからないから感じるものです。
全体の流れを把握し、何をすればいいかがわかれば多少は解消されます。

このページでは、バイト面接の流れや注意点に関して解説していきたいと思います。

大げさな準備は必要ありません。
ある程度の流れだけ掴んでおいてください。

バイト面接当日の流れ

  1. 面接に行く準備
  2. お店に行って面接に来た旨を伝える
  3. お店や仕事についての説明を聞く
  4. 履歴書を渡して、質問に答える
  5. 面接結果の連絡

1.面接に行く準備

まずは面接に行く準備からです。

持ち物

  • 履歴書
  • 筆記用具
  • ノート(面接で聞いた注意事項や結果連絡についてメモを取るため)

履歴書は以下のページを参考に用意してください。
→ 採用されるバイト履歴書の書き方と例文

他に必要なものがあれば、面接日時の打ち合わせの際に言われるので忘れずに持っていきましょう。

例えば、面接の交通費を支給してくれる会社では、受け取りの印に印鑑が必要だったりします。

服装

面接に行く服装は、立場やバイト先の業種によって変わります。

塾の講師や家庭教師などカッチリした職種では、スーツの方が望ましいです。

一方、居酒屋やカラオケ店・パチンコ店などワイワイガヤガヤした感じの職場の面接はスーツを着て行くと場違いなので、綺麗目の普段着で十分です。

どんな格好をして行くか迷った場合は、清潔感のある落ち着いた服装で行くと間違いありません。

男性の方だと、

  • ポロシャツ+チノパン+スニーカー
  • 無地のTシャツ+棉パン
  • ワイシャツ+セーターやカーディガン

女性の方だと、

  • 清楚な感じのスカート+カットソー
  • 落ち着いたワンピース
  • 襟シャツ+スキニーパンツ+パンプス

といった感じです。

あと、高校生は制服で行くのが一番無難です。

カバンは基本的になんでも構いません。
持ち物が入る大きさなら、リュックサックでもショルダーバッグでもトートバッグでもOKです。

以上を揃えたら、面接の約束をしている場所(店舗)へ約束した時間の10分前ごろ着けるよう家を出発します。

髪型・髪色

面接の段階では、髪型・髪色は気にしなくても大丈夫です。

もし、お店で働けない髪型・髪色なら「髪を切ったり、染め直すことはできるか?」と確認されて、「出来ます」と言えば問題ないからです。

ただ、もしあなたが髪型・髪色を変えたくない場合、その髪型・髪色でも働けるお店を探す必要があります。

「茶髪や金髪でも大丈夫か?」は業種やお店によって異なり、居酒屋やパチンコ店などガヤガヤして騒がしい店は比較的ゆるくて金髪でもOKなお店が多いです。

ファミレスやコンビニ、カフェと言った一般的な飲食店では、トーンいくつまでOKと決まっていて、それより暗い茶髪なら認められます。

「そこまで明るくない茶髪」程度の印象なら、大丈夫でしょう。

実際には、同じチェーン店でも店長さんの裁量次第で厳しさは違うので、実際に働きたいお店に行ってスタッフさんの髪色をチェックして見るといいかと思います。

2.お店に行って面接に来た旨を伝える

お店に到着し、約束の時間の5分前になったら面接会場(お店)に入りましょう。

そして、誰でも構わないのでお店のスタッフさんに声をかけます。

「すみません、○時から面接のお約束をさせていただいている〇〇というものなのですが、担当の方はいらっしゃいますでしょうか?」

面接を担当してくれる方は、店長さんかベテランの店員さんです。

スタッフの方は、それをわかっているので上述のように言えば取り次いでもらえます。

担当の方がいらっしゃったら、その方の指示に従って奥の部屋か客席の隅っこに移動して面接が始まります。(志望者が多い場合は、3〜5名が同時に面接を受けるグループ面接のケースもあります。)

3.お店や仕事についての説明を聞く

まずは、お店や仕事に関する説明があります。

  • どんなポジションがあるのか?
  • どんなメニューがあって競合他社との違いは何か?

など、なんとなく知っているよーと言いうことを丁寧に話してくれる感じです。

面接担当者によってはこの部分を省略して、いきなり履歴書を見ながら質問に入る人もいます。

4.履歴書を渡して、質問に答える

簡単な説明が終わったら、履歴書を渡して面接が始まります。

バイトの面接はカッチリした感じではなく、ざっくばらんで雑談っぽい雰囲気で進められることが多いです。

特に、バイトが初めてという高校生・大学生はただでさえ緊張していてうまく回答できない人もいますから。

面接でよく聞かれる質問に関しては以下のページをご覧ください。

→ バイト面接で多い11の質問と採用される回答例

質問が一通り終わると、面接結果はいつごろ連絡あるか伝えられます。

早いところならその場で採用と言われますが、翌日〜2週間以内に連絡というところが多いです。

採用する人にだけ連絡するケースもあれば、不採用でも連絡してくれるケースもあるので、その辺りは聞き逃さないよう注意してください。

以上で面接は終わりです。

お礼を言って、家に帰り結果報告を待ちましょう。

5.面接結果の連絡

採用結果はたいていの場合、電話で連絡されます。

初出勤の日をいつにするかとか、給与振込口座をどうするかと言った相談事があるからです。

もし見知らぬ番号から電話があって出れなかった場合は、手元にメモを用意して折り返し連絡するようにしましょう。

電話は「お電話いただいた〇〇というものなのですが」というと、うまく対応してもらえます。

特に080や090といった携帯からの連絡なら店長か誰か、採用を担当している人に直接つながるのですぐわかってもらえるでしょう。

以上が面接の一通りの流れです。

ちなみに、結果連絡が遅い場合は問い合わせてみるのも一つの手ですが、採用の可能性は低いので諦めて別の求人に応募することをおすすめします。

私は実際に不採用でも連絡すると言われて1ヶ月近く待っても連絡が来ず、問い合わせると不採用だった経験があります。

いつまでも待ち続けても時間の無駄なので、ダメっぽいものは諦めて次に行きましょう。

→ バイト初日はどんなことをするのか?